学校長ごあいさつ

あなたの「やさしい心」が持っている“夢”を応援します!

東京医療福祉専門学校 学校長 殿村 康一

本学は昭和25年にマッサージ養成所を開設して以来、「人と社会に貢献できる人材の育成」を教育理念に掲げ、現在に至るまで国内外で活躍する多くの医療人を輩出してまいりました。江戸時代より連綿と受け継がれてきました吉田流あん摩術の他、鍼灸、柔道整復の伝統医学は現在も多くの国民の健康維持・増進に寄与しております。

2019年にWHOの世界保健総会において伝統医学が国際疾病分類ICD-11に導入され、今後、国際的にも東洋医学は益々注目されることが考えられます。また、統合医療に関する情報は厚労省によりデータベース化され、国民は自由に情報を得ることができるようになりました。各種メディアでも東洋医学が採り上げられ、国民の東洋医学に対する関心は高まっていることが伺われます。本校ではこれに応えるべく正確な知識、高い技術を身につけた医療人の育成に日々注力しております。更に、人と関わる医療系の職域においては、コミュニケーション能力が重要である為、臨床実習においても患者様のお気持ちが理解できるよう取り組んでおります。

引き続き、建学の精神である「人にやさしい医療人の育成」をモットーに、優秀な医療人が社会に巣立っていけるよう尽力して参ります。

質の高い教育をめざして


東京医療福祉専門学校 副校長 芳野 智秋

本校は、これまでに4,000人以上の卒業生を輩出してきました。専門職業教育としてあるべきところで、「知行合一」という言葉を大事にしております。知ることと実行することとは本来2つには分けられない。そのため、知っているだけで実行しないのはまだ本当の知とはいえない、実践のうえで知と行とが一致することで説得力が生まれると考えております。本校教員は、学生に「あるべき施術者像」を示すべく常に自己研鑽を心がけております。

質の高い教育を展開するにあたり、日々教材研究に取り組み、また臨床力を磨くため学外においても患者様の施術にあたるほか、学会や講習会等に足を運ぶなどしてより良い教育を追求しています。それは教育者の使命であると考えております。

学生の皆様には、自己研鑽に励む教員の背中を見るとともに、在学している学生との関わり合いを積極的に持つことで人格を高め、社会に貢献できる施術者として育っていただくよう願っております。