INTERVIEWインタビュー
施術者を志したきっかけ
理系の高等学校出身だが選択可能な進路に興味が持てず、進路に迷ったことがきっかけでした。施術者を志したときの記憶はありません。ただ入学後、当初居抱いていた施術者とのギャップに戸惑い悩んだことは憶えています。今思えば在学中に様々な大人の施術者とお会いして話をするうちに、少しずつこの仕事の意義を見つけられました。それは自分が大人になる過程でもあった気がします。
教員として心がけていること
臨床現場は試験管内で起きている事とは異なる現象が現れます。学校で習った事だけで全ての患者様に対応出来るわけではありません。具体例やかみ砕いて伝える事で、学生の想像力をフルに稼働して想像できる力を養い、患者様の困難を共有できる鍼灸師を育成したいと思っています。
得意な治療ジャンル・治療方法
現代医学的治療を中心としています。2年生のころより治療院の受付などの手伝いから初めまして、教員になってからも数年は通っていました。古き良き(?)徒弟の雰囲気が残っていた治療院で、そこでは様々な施術者としての不文律を学ばせて頂きました。
趣味・特技
趣味は気晴らしもかねて料理をすることが多いと思います。なので特技も料理となりますでしょうか。ローストチキンは家族に褒めてもらえる出来栄えです。一方で料理にまつわる失敗も多く、河原で燻製をしながら読書をしていたら不審火と間違えられて、交番に連行された経験があります。